gallerybauhaus

与田弘志写真展
「QUEST 1965-1972


与田弘志写真
会 期 / 2008年6月10日(火)〜7月31日(木)
時 間 / 11:00〜19:00
休 廊 / 日・月・祝
入場料 / 無料
*作家の希望により、会場へのお花などは辞退させて
頂きます。










与田弘志×椎根和対談

写真展に合わせて、与田弘志と椎根和(元マガジンハウス『popeye』編集長・作家)の対談を行います。
日 時 / 2008年6月13日(金) 19:00〜21:00(当日は18:00閉廊)
参加費 / 2000円
mailにて要予約。お名前・ご住所・お電話番号を明記の上、送信して下さい。

終了致しました。たくさんのご参加ありがとうございました。

内容紹介


gallery bauhaus第9回の企画展は、ファッションとスティルライフを中心に幅広い分野で活躍する写真家 与田弘志の作品展です。

与田弘志は高校卒業後、英国に留学してアートスクールで写真を学んだ後、英国の著名な写真家David Montgomeryに師事しました。
1966年に独立し、ロンドンにHiroshi Studioを設立。Harpers & Queen、Flairなどのメジャーな雑誌で活躍する傍ら、日本のファッションブランドJUN and ROPÉ、雑誌AnAn ELLE JAPONなどに作品を発表していきます。
1972年、ポップカルチャー華やかなロンドンより彗星のごとく帰国した与田は東京にベースを移し、資生堂、Hanae Mori、サントリー、西武デパートなどの広告、Olive、流行通信などのファッション雑誌を手がけ、今日に至っています。
「QUEST 1965-1972」では、ロンドン時代の与田の軌跡を辿るかたちで、ファッション、ポートレートなどのカラー・モノクロ作品、約40点を展示致します。

QUESTによせて

1961年の初夏、コペンハーゲン空港に降り立った僕は、スケボーのように脚で蹴るスクーターで空港の通路を駆け抜けて行く、180cmはあろうかと思われる美女たちに出会い、すごいショックを受けた。小田実氏の“何でも見てやろう”のページの中から飛び出そうとして、立ちすくんでいるような自分だった。かねてから望んでいたとはいえ、この異文化の空間に身を置いてしまった自分は何なのかと思わずにはいられなかった。今まで全く縁のなかった美術学校で写真を学ぼうと決めたのも、きっと探求の旅の始まりだったのであろう。
この頃のロンドンは、いつも何か新しいことが起こるという予感でいっぱいだった。そしてそれを傍観しているというよりは、自分もその新しい動きの中で活動しているという充実感に満ちた毎日だった。運良くファッションやポートレートで優れた作品を撮りつづけていたDavid Montgomery氏の助手を務めることになり、刺激的な一年を過ごすことが出来た。そしてここで知り合ったスタイリストのJillie Murphyと互いに影響し合いながら、一連のエクサイティングなファッション写真を撮り始めることとなった。
1970年、今なおインスピレーションとエネルギーを与えてくれるモデルBritt Magnussonと出会い、共に多くの作品を作りつづけている。
今回展示する作品は1965〜1972年にロンドンと東京で撮影したものから選んでみた。

このころ特に影響を受けたひとたち

Man Ray、Francis Bacon、Bill Brandt、Richard Avedon、Irving Penn、Helmut Newton、Hiro、Rolling Stones、Ottis Redding、Jimi Hendrix、Ginger Baker、Eric Clapton、John Lennon、Twiggy、David Hockney、Mary Quant、Zandra Rhodes、Chris Killip、小澤征爾、武満徹、山岸章二、椎根和

 

作家プロフィール


与田弘志(ヨダヒロシ) 1942年 東京都生まれ。
九段高校卒業後、英国に移住。Guildford School of Art、London College of Printing and Graphic Artsにて写真を学んだ後、英国の著名な写真家David Montgomeryに師事。
1966年に独立、ロンドンにHiroshi Studioを設立。Vogue、Harpers & Queen、Flair、Vanity Fair、NOVA、The Observer、AnAn ELLE JAPON、カメラ毎日、週刊文春などのメジャーな雑誌に作品を発表する傍ら、日本のファッションブランドJUN and ROPÉなどの仕事も精力的にこなす。
1972年に帰国、東京にベースを移す。西武デパート、Hanae Mori、資生堂、Wacoal、サントリー、Olympus、ガロ、Isetan、Hiroko Koshino、無印良品、流行通信、花椿、家庭画報などに作品を発表、現在に至る。
<受賞>
1972 第3回講談社出版文化賞写真部門
1983 東京ADC最高賞
1994 第62回毎日広告デザイン賞最高賞

主な展覧会


1977
「One Day One Show」 東京デザイナーズスペース 青山

1983
「One Week One Show」 東京デザイナーズスペース 六本木
「与田弘志展覧会」 東京デザイナーズスペース・オープンギャラリー
「与田弘志写真展」 東京デザイナーズスペース・フォトギャラリー

1986
「Tea for Two」 資生堂 The Ginza Art Space

1990
「See You Later,Alligator」 ギャラリーヴェリタ

1991
「All That Rubbish」 京セラコンタックスサロン 東京・京都

1993
「Obsession」 銀座ニコンサロン
「Hitomi,My Son」 東京デザイナーズスペース 六本木

1994
A Positive Viewに出品 Saatchi Gallery,London

1999
「A Youth」 The Glass House

2001
「Hanae Mori Photo Exhibition」 福岡カメラミュージアム
「Hanae Mori at Art Tower Mito」 Hanae Mori Open Gallery


写真集


『Tea for Two』 (1986・Pika Pika)
『Obsession』 (1994・用美社)
『Hanae Mori Style』 (2001・Kodansha International)
『Sushi』 (2003・Pie Books)
『Wagashi』 (2003・Pie Books)