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gallery bauhaus 10周年記念『プラハ年』特別展  第三弾

水島雅美写真展
Solitude やさしい孤独に包まれて


水島雅美写真
                 ©Masami Mizushima

会 期 / 2016年9月13(火)〜2016年10月15日(土)
時 間 / 11:00〜19:00
休 廊 / 日・月・祝
入場料 / 無料

作家在廊日:10/11(火)・10/12(水)・10/14(金)・10/15(土)13:00〜


開催決定!!
水島雅美 ギャラリー・ツアー
自作にまつわるエピソード、メイキングを語る

四角い小さな窓から眺める風景のような47点の作品には
それぞれに忘れられない物語が隠されています。
10年間プラハに暮らした作者が
秘められたストーリーを語りながら皆様とギャラリーを廻ります。
モノクロームのプラハの風景を観ながら、ノスタルジックな旅を体験して下さい。
タイトルの「Solitude やさしい孤独に包まれて」という意味も
ご理解頂けるのではと思います。

日  時 / 2016年10月1日(土) 19:00〜 (当日は18:00閉廊、18:30より受付開始)
参加費 / ¥2000
*カップル(二人以上)でお申し込みの場合は、お一人様¥1500となります。

終了いたしました。たくさんのご参加ありがとうございました。

mailもしくはお電話にて要予約。
mailの際はお名前・ご住所・お電話番号を明記のうえ、送信して下さい。
後日、スタッフより予約確認のmailをお送りさせて頂きます。

*お客様の個人情報を漏洩・流出させたり不正に利用したりしないよう、厳正な管理を実施しております。



内容紹介


2002年から2012年にかけてプラハで暮らした作者が、異国での孤独な日々の中で紡ぎだしたモノクローム写真作品。
自身の内面と向き合ながら、プラハで過ごした濃密な時間が、やわらかいトーンのモノクローム写真に封じ込められています。

モノクローム(ゼラチン・シルバー・プリント)作品47点を展示。






Solitude やさしい孤独に包まれて

水島雅美


プラハでは少ない友人や、不在がちな家族と過ごす時間以外は、私はいつもほとんど独りで古いドイツ製カメラRolleiflexを抱え、観光客の少ない時間や場所、季節を選んで心の赴くまま小さな物語を探し歩いていました。
今思えばそれはかけがえのないほど幸せな、やさしい孤独に包まれた時間でした。
便利ではありますが、現実的で、やや殺伐とした日本社会ではとても味わえないであろう贅沢な孤独でした。
ローカルでもツーリストでもない、駐在員という中途半端な立場の私は、どこにも属さず懐に入り込むこともなく、いつも少し恐がりな立ち位置から、プラハの住人たちの紡ぎ出す小さなシーンをこっそりと撮影していました。
Rolleiflexのファインダーを通して眺めるプラハの街は、なんだかとても安心できて、何かに包まれているような感じがしました。そして気がつくと、私にしては大胆なアプローチでシャッターが切れたこともありました。
Rolleiflexとプラハと私の組み合わせは、とても相性が良かったのかもしれません。
私の写真にいつもかすかに漂っているニュアンスのようなものがあるとしたら、それは幸せなSolitude(孤独)。
独りで過ごしたプラハでのかけがえのない時間を、写真を通して共有していただけたら嬉しく思います。





作家プロフィール


水島雅美(みずしままさみ)

広島生まれ
京都女子大学短期大学部初等教育科卒業後、教職、会社勤務を経て、
1993年よりフリーアナウンサーとして活動。
2002年にプラハに渡り、2012年まで滞在。
2008年頃からフィルム・カメラ、主にRolleiflexでプラハを撮り始め、独学で暗室でのプリントを学ぶ。
プラハ在住中はInternational Women's Association of Pragueの写真エディターとして
月刊誌の写真を担当、
日本人向け情報誌『Praha BT Journal』の表紙などを撮影する。
2013年よりジャカルタに移住。
2014年帰国、プラハで撮影した写真のプリント作業と展覧会の準備を始める。



Solitude
Masami Mizushima Photo Exhibition
September 13,2016-October 15,2016

gallery bauhaus
2-19-14 Sotokanda, Chiyodaku, Tokyo, Japan
Access map
About 6 minutes walk from Ochanomizu station (JR line/Tokyo Metro Marunouchi line).