gallerybauhaus

廣見恵子写真展
「Drag Queen 2011」


廣見恵子写真

          ©Keiko Hiromi

会 期 / 2011年11月2日(水)〜12月24日(土)
時 間 / 11:00〜19:00
休 廊 / 日・月・祝
入場料 / 無料


内容紹介


2009年に廣見恵子の日本初個展「DRAG QUEEN ジャックス・キャバレーの夜」が当ギャラリーで開催され好評を博しました。
本展はその続編ともいうべきもので、ボストンにあるジャックス・キャバレーに集うDrag Queenと呼ばれる女装した男性パフォーマーたちの内部に肉薄した作品です。
今回はカラー作品も加え、さらにヒート・アップしたドラッグ・クイーンたちの素顔を緊張感溢れた作品に仕上げています。
カラー(デジタル・アーカイバル・プリント)、モノクローム(ゼラチン・シルバー・プリント)作品あわせて42点を展示。


ギャラリー・トーク開催!

   廣見恵子 −Drag Queen 2011−

       聞き手 飯沢耕太郎(写真評論家)


2009年に個展「DRAG QUEEN ジャックス・キャバレーの夜」(gallery bauhaus)で衝撃的な日本デビューを果した廣見恵子の第二弾写真展「Drag Queen 2011」にあわせ、ギャラリー・トークを開催いたします。聞き手はおなじみの写真評論家飯沢耕太郎氏です。
2009年のデビュー作から、新しくカラー作品を加えた今回の展示まで、廣見の写真的試行錯誤やドラッグ・クイーンたちとの関わり方の変化、日本人女性写真家として暮らすボストンでの生活など幅広く語っていただく予定です。

日  時 / 2011年12月9日(金) 19:00〜 (当日は18:00閉廊、18:30より受付開始)
参加費 / 2,000円
           mailもしくはお電話にて要予約。
           mailの際はお名前・ご住所・お電話番号を明記のうえ、送信して下さい。
           後日、スタッフより予約確認のmailをお送りさせて頂きます。
ギャラリー・トーク終了致しました。たくさんのご参加ありがとうございました。

*お客様の個人情報を漏洩・流出させたり不正に利用したりしないよう、厳正な管理を実施しております。


「Drag Queen 2011」
                                                                                                                   廣見恵子

私は2007年に、ボストンにある“ジャックス・キャバレー”でドラッグ・クイーンたちの撮影を始めました。
そして2009年にgallery bauhausでそれらの作品を「DRAG QUEEN ジャックス・キャバレーの夜」として発表しました。
今回のシリーズは、2011年の3月から撮り始めたものです。
2度目の撮影となるため、作品に新たな視点と方向性を見出すことが私の最大の課題でした。
2007年の撮影時には、私は英語でいうFly On The Wall(壁のハエ)のように自分の気配を殺しながら撮影に臨みました。
しかし、今回の撮影ではクイーン達との関係を楽しみながら、自分自身が現場に「存在」することを否定せず、「存在」によって生じる共有する時間や繋がり、そして緊張感を感じながらそれらを作品に定着させる試みをしてみました。


作家プロフィール


廣見恵子(ヒロミケイコ) 1980年 東京生まれ

1999  渡米
2004  ボストン・Suffolk University コミュニケーション学部 卒業
2005  New England School of Photography 報道写真学部 卒業

<受賞>
2006  グリフィン写真美術館 新鋭写真作家賞
2008  Project Basho 新鋭写真作家賞
2010  World Photography Gala 主宰 ジュリア・キャメロン写真コンクール 入賞

主な展覧会


2007  コロラド州デンバー国際空港写真展 出展
2009  Brookline Art Center 個展
        Arlington Art Center 個展
        gallery bauhaus,Tokyo 個展「DRAG QUEEN ジャックス・キャバレーの夜」