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ニール・カサール写真展
「ALL DIRECTIONS」


ニール・カサール写真
会 期 / 2007年12月4日(火)
〜2008年1月26日(土)
時 間 / 11:00〜19:00
休 廊 / 日・月・祝
(年末年始12月27日〜1月7日)
入場料 / 無料


©Neal Casal


ニール・カサール×中川五郎対談 「写真と音楽」

ニール・カサールと中川五郎(ミュージシャン)の対談を行います(通訳アリ)。
写真展に合わせて来日するニールが、自身がこよなく愛する写真と音楽についてたっぷりと語ってくれます。
日 時 / 2008年1月8日(火) 19:00〜21:00(当日は18:00閉廊 18:30受付開始)
参加費 / 2000円
mailにて要予約。お名前・ご住所・お電話番号を明記の上、送信して下さい。

終了致しました。たくさんのご参加ありがとうございました。

内容紹介


gallery bauhaus第6回の企画展は、アメリカ・ヨーロッパを中心に活動するミュージシャン、ニール・カサールの世界初の作品展です。

ニール・カサールは“ミュージシャンズ・ミュージシャン”と言うべき存在。抜群のソングライティングセンスと甘い歌声は、ジャクソン・ブラウンなどとも比して語られ、アルバムは常にアメリカンミュージックの名手たちが脇を固めます。
ソロアーティストとしてのみならず、近年はギタリストとしてライアン・アダムスのバンド「Cardinals」の不動のメンバーとしてアルバムに参加(このバンドのメンバーの一員としてウィリー・ネルソンのアルバムにも客演)、世界ツアーに帯同する他、3ピースロックバンド「Hazy Malaze」として2枚のアルバムをリリースしています。
そんなミュージシャンとしての慌ただしい“オン・ザ・ロード”な日々の楽しみとして、ニールはかねてより世界中の風景を写真に撮りためてきました(使用カメラはライカM6とヤシカT4)。あくまでプライベートな作品ですが、そのクオリティの高さから、2007年のライアン・アダムスの最新作『Easy Tiger』ではジャケット写真に起用。日本でも雑誌『TITLe』2007年11月号(文芸春秋社刊)に掲載され、一躍注目を集めることとなりました。
「ALL DIRECTIONS」では、アメリカ・ヨーロッパで撮影されたカラー・モノクロ作品、約40点を展示。
バックステージでのミュージシャンたちの寛いだ表情から、見知らぬ街の路地、人、風景…そこには、本人もその影響を公言するウィリアム・エグルストンやロバート・フランクらを継承する、1人の“フォトグラファー”の視線を発見することが出来ます。気をてらうことのないシンプルでストレートな写真表現の背後に、豊かなメロディがしっかりと鳴り響いている…そのことが彼の音楽と同様、彼が撮る写真の魅力の根源を成しています。

作家プロフィール


NEAL CASAL(ニール・カサール) 1968年 ニュージャージー州生まれ。
13歳の時にプレゼントされたギターと、ローリング・ストーンズの『Exile on Main Street』によって音楽に目覚める。ハイスクール時代はヘヴィメタルバンド等でプレイするも、程なくしてハンク・ウィリアムスやウディ・ガスリーなどのルーツミュージックと出会い、以後シンガーソングライターとして活動を開始。
1995年にZooレコードよりデビューアルバム『Fade Away Diamond Time』を発表。以来、2007年までに計9枚のソロアルバムを発表。ジェームス・イハ、エイミー・アリスンらのレコーディング、ルシンダ・ウィリアムス、ビーチウッド・スパークスなどのツアーに参加するなど、ギタリストとしての評価も高い。
近年ではライアン・アダムスのバンド「Cardinals」の不動のメンバーとしてツアーやレコーディングに参加する傍ら、自身が率いるロックバンド「Hazy Malaze」名義でも2枚のアルバムをリリース。NYとロサンゼルスを拠点に精力的に活動中。

アルバム


ソロアルバム
『Fade Away Diamond Time』 (1995・Zoo/1998・Glitterhouse)
『Rain, Wind, And Speed』 (1996・Buy Or Die/Glitterhouse)
『Field Recordings』 (1997・Glitterhouse)
『The Sun Rises Here』 (1998・Glitterhouse)
『Basement Dreams』 (1999・Glitterhouse)
『Anytime Tomorrow』 (2000・Glitterhouse/2001・Morebarn)
『リターン・イン・カインド』 (2004・Fargo/Goatee)
『リーヴィング・トレイセズ』 (2004・Fargo/Goatee)
『ノー・ウィッシュ・トゥ・レメニス』 (2006・Fargo/Goatee)

共演盤
『Black River Sides』 w/Kenny Roby (1999・Glitterhouse)
『Ran On Pure Lightning』 w/Shannon McNally (2002・Morebarn)

Hazy Malaze
『Hazy Malaze』 (2002・Morebarn)
『Blackout Love』 (2005・Fargo)