gallerybauhaus

田中長徳写真展
「PRAHA」


田中長徳写真
会 期 / 2007年5月22日(火)〜6月30日(土)
時 間 / 11:00〜19:00
休 廊 / 日・月・祝
入場料 / 無料




©Chotoku Tanaka


田中長徳ギャラリートーク

写真展に合わせて、ギャラリートークを開催致します(聞き手:タカザワケンジ)。
日 時 / 2007年5月25日(金) 19:00〜21:00(当日は18:00閉廊 18:30受付開始)
参加費 / 2000円
mailにて要予約。お名前・ご住所・お電話番号を明記の上、送信して下さい。

終了致しました。たくさんのご参加ありがとうございました。

田中長徳×田村彰英対談 「写真を買うこと」

写真展に合わせて、田中長徳と田村彰英(写真家)の対談を行います(司会:タカザワケンジ)。
写真家のオリジナルプリントを購入、コレクションすることの魅力についてお2人に語って頂きます。
日 時 / 2007年6月15日(金) 19:00〜21:00(当日は18:00閉廊 18:30受付開始)
参加費 / 2000円
mailにて要予約。お名前・ご住所・お電話番号を明記の上、送信して下さい。

終了致しました。たくさんのご参加ありがとうございました。

内容紹介


gallery bauhaus第4回の企画展は、ウィーン・東京・ニューヨークと住む町を変えながら、都市をスナップショットで撮影し続けている写真家、田中長徳の作品展です。

「PRAHA」では、チェコ共和国の首都プラハをテーマに、田中がこの冬新たに撮りおろしたモノクロ・オリジナルプリント、約30点を展示。
プラハは田中が数年来アトリエを構えている場所であり、敬愛する写真家ヨゼフ・スデク(1896-1976)の町でもあります。田中はスデクが残したプラハの風景写真、都市のスナップを参照しつつ、自らが"都市の写真家"として追い求めてきたテーマをプラハの路上に見出しています。
ここ数年、デジタルカメラによる写真集・著書の多い田中ですが、今回の写真展はすべてモノクロ銀塩フィルムで撮影、自身の手でプリントしたオリジナルプリントのみを展示。団塊の世代の多くがリタイアする今年、その世代を代表する写真家の1人として活躍してきた田中長徳が、満を持して発表する"新作展"です。
写真展開催に合わせ、代表作の1つ『銘機礼賛』三部作の完結編である『銘機礼賛3』が、日本カメラ社より刊行されます。また、写真家自身による過去のヴィンテージプリントの展示および販売も予定されています。
プラウベル・マキナ
使用したカメラは1953年に製造されたプラウベル・マキナ
ドイツの名門光学メーカーであったプラウベル社で製造されたこのクラシックカメラは、スデクと同時代のカメラであり、6×9判でありながら携行に適したスナップカメラでもある。


作家プロフィール


田中長徳(タナカチョウトク) 1947年 東京都生まれ。
日本大学芸術学部写真学科在学中の1969年、銀座ニコンサロンにて史上最年少(当時)で個展「TODAY TOKYO」を開催。日本デザインセンター勤務を経てフリーへ。
1973年から7年間ウィーンに住み、日本人写真家の巡廻展「NEUE FOTOGRAFIE AUS JAPAN」に参加、欧州を巡廻。文化庁派遣芸術家として、MOMA(ニューヨーク近代美術舘)にてアメリカの現代写真を研究した経歴を持つ。
東京・ニューヨーク・ベルリンなどで個展を開催する傍らカメラ評論にも筆をふるい、『銘機礼賛』をはじめとする著書で、ライカブーム・クラシックカメラブームの火付け役となる。古今東西のカメラについてのコラムは、現在も多くの愛読者を得ている。

写真集


『ウィーン・ニューヨーク・新潟』 (1991・新潟放送/1997・アルファベータ)
『ウィーンとライカの日々』 (1996・日本カメラ社)
『東京ニコン日記』 (1998・アルファベータ)
『From Russia with Leica』 (1999・アルファベータ)
『Wien monochrome 70's』 (2005・東京キララ社)
『トウキョウ今昔』 (2006・岩波書店) 他

著書


『銘機礼賛』 (1992)
『銘機礼賛2』 (1996)
『銘機礼賛3』 (2007.5月下旬発売予定) 以上、日本カメラ社
『チョートク・アット・ワーク 1964-2001』 (2001・毎日コミュニケーションズ)
『ライカを買う理由』 (2003・東京書籍)
『ライカと味噌汁』 (2005・東京書籍) 他